2017年10月9日月曜日

秋の浜

 運動会を終えた小6の孫が、魚釣りに行きたいとやって来ました。拙宅から車で15分も走れば、南芦屋浜の海釣公園があります。決して美しい海とは言えません。芦屋マリーナに出入りするプレジャーボートや大阪港への入港待ちのタンカーが屯し、近くには芦屋市や西宮市の下水処理場もあり、釣った魚を食べるには、可成りの勇気がいります。しかし、魚信(あたり)を楽しむ程度の事は十分出来ます。景色は素晴らしく、大阪湾を取り巻く山々や淡路島、遠くに霞む四国の山も眺められます。

 それにしても暑い一日でした。大阪では29度とか。防波堤に竿を並べて座っていると、肌がじりじりと焦げていきます。木陰に入るとさすがに秋風が心地よいのですが、直射日光はまだ残暑そのものです。

 防波堤には三連休とあって、大勢の家族連れが竿を並べ、サビキの餌に使うアミエビの匂いが立ち込めています。しかし、潮が良くないのでしょうか、他の人達もさっぱり釣れていません。2時間の内、鉛筆の様なサヨリを一匹釣り上げた人が一人だけでした。帰りに、彼の希望で、いつものスパ「水春」に立ち寄り、大阪湾の海底1300メートルから汲み上げた温泉に浸って来ました。44.8度の湯に、うんうん唸りながら浸かりました。久し振りに気分転換出来た、秋の一日でした。
 

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